機械工学ってのは基本は4力学
一般人は、機械工学ってのはわからないわけで、たとえばテレビなんかを修理できる人と思っているらしい。
テレビが壊れると、機械を勉強してるんだから、テレビを修理できるだろう、なんて話になるわけだ。
へたをすると、機械工学を知らない企業の幹部なんかも同じようなレベルだ。おもしろすぎるばかな幹部もいるので注意しないとならない。
テレビって機械工学が関係しているのか、といったら、メインの部分には使われていませんね。ほとんどが電気工学です。しかし、テレビを作るための設備は機械工学だらけですね。
とにかく4力学を使うところ、が機械工学なんですね。
たとえば、テレビならスイッチを押します。このスイッチに力がかかります。
これ4力学が、でてきます。
これ、電気工学の人はわかりませんよ。しかし、スイッチを修理してください、ということはほとんどありませんね。
つまり、はじめの話に戻ると、きわめてつぶしがきかないのが機械工学なんです。つぶしがきくというのは、まやかしです。
これ、モデリングが機械工学と勘違いされているんです。形をつくるのは、デザインです。機械工学ではないんです。
しかし、デザインということも入ってくるのが、機械工学なんです。そのデザインですが、これ誰でもできます。
ですので、つぶしがきくどころか、一般人と同等のレベルになってしまうのです。いわゆる、アドバンテージがないので、使えないのです。