転職をする意味とは
転職サイトのテレビCMをよく見るようになりました。
わたし自身、3回の転職を経験し、4社の会社生活を経験しています。
最初の1社がいちばん長いですが、4社で合計20年勤めました。
いまは、無職です。もうリタイア生活をしたいですが、経済的には無理ですね。
40代後半で無職、なかなか就職が難しい状況ですが、それほどあわてるつもりはありません。貯金を切り崩しながら、なんとか生きていますが、いずれは働かなくては生活費の問題がでてくるので、思案中です。ただ、急ぐとろくなことはないので、冷静に考えることが大切だと思っています。
そこで、転職についての考え方について書きたいと思います。
転職は、なんのためにするか?というと、
一言でいえば、いまより楽に稼げるところを探すため、これしかありません。
3回も転職を経験している私がいうのですから、間違いないといっていいと思います。
わたし自身、収入が多いところ、条件がいいところ、など考えて転職をしてきました。
ほとんどは、いま働いている会社がいやになった、というのが実態です。
実際には、いまのところから逃げて、かつ収入を下げない、もしくは上げたい、というのが正直な考えです。
しかし、転職の際には、キャリアアップだの、新しいことがしたいだの、もっと自由にいろいろなことがしたいだの、ありもしない理由を書いて応募するわけです。
面接では、まるでうそのような、やるきをだしてアピールします。
いやになりますね。ばかばかしいの一言です。
だって、理由はいまの会社がいやなだけ、なのですから。
壺のなかにほんとうのことを叫びたい、と思いますね。
そんな寓話があったような、と思います。
また、もっとばかばかしいことは、求人情報で、そんなことをいってばかりいるバカな応募者をみてか、すべてをおまかせします、のような求人をみます。
ばかじゃねえのか?と思いますね。すべてをまかされたくねえよ。つかれてストレスもすごいじゃねえか、ふざけるな、と思いますね。
そういう求人には絶対に応募しません。
そういう人をさがしてね、と思いますね。
そんな人いませんから、といいたいですね。ばかか、と。
人事もそうとう形式ばっちゃったな、ということになります。
そうとうバカな人事がいる会社、ということになります。
それで、話を戻すと、いまより楽に稼げる会社をさがす、ことが転職の目的です。
それは、すごい意味があることなんです。
転職をしないなんて、ほんとうにばかばかしいことですよ。
だって、日本には、4万社以上会社があるんです。
就職の際に、全部の候補会社を吟味できたか、というとできるわけなく、不可能ですね。
そうなんです。いまいる会社が、いちばんいい可能性は、ほぼゼロです。
いまいるところよりも、もっといい会社が絶対に存在するのです。
でもリスクもありますよ。いまいる会社より悪い会社も絶対に存在するのです。
給料、勤務地、勤務時間、福利厚生、これぐらいでしょう。求人票で比較できるのは。
しかし、いまより楽に稼げる、ということはこれではわかりません。
結論からいうと、やってみないとわからないのです。
というのは、好み、というのが大きく影響するからです。
人間関係や職場の雰囲気、部署の定例行事、などそういうものが楽かどうかが個人的好みになります。
もちろん、給与が大事ですが、これ簡単です。突き詰めると時給しかないのです。
残業云々、いりません。時給で比較、これだけです。
くだらないことは考えないでください。これしかないんですよ。
アルバイトと一緒です。正社員でもなんでもいっしょなんです。
冷静に考えれば、わかりますよ。そりゃ、そうでしょうよ。
だから、これは簡単です。
わからないのは、好み、これだけです。
しかも、これは、やってみないとわからないのです。
ですので、できるだけ、多くの会社を経験しながら、これなら一生いけるな、
というところを探すのです。
これならいけそうだ、と思えば、そこに一生いた方がいいでしょう。
これ、ちょっと無理だな、と思えば、すぐに転職を考えた方がいいです。
なんでか、一生なんですから。
まえの記事を読んでみてください。
お金を貯める目的の記事で書きましたが、一生働く、ということを考えないとだめなんですよ。サラリーマンのさが、なのです。
転職をする目的は、
できるだけ楽に稼げるところを探す、
です。これしかありません。
対外的には、通用しませんので、自分の中だけでもっていてください。
間違いありませんから。
わたしの考えとしては、転職はできるだけした方がいい、と思います。
でも、転職できるってことは、行動力がないとできませんよ。
パワーがいります。
転職を悪いことだ、というような風潮もありますが、そんなことあるわけがありません。
ひとつあるとすれば、転職をするパワーがない人は、やめたほうがいいということだけです。
パワーがあれば、何回でもやってみて、いいところを探せばいいのです。
その方が幸せですよ。いやなところで一生過ごすのはばかばかしいのです。
世界は広いのですから。
しかし、やってみないとわからないんですから、求人票をみて、悩み続けるのはやめましょう。
いまより楽に稼げるところを探す旅、という目的を忘れずに、動き続ければいいだけです。
旅支度ができない人はやめましょう、ということですね。